乳がん手術後の生活

乳がん手術後の乳房を整える2

乳がんでは手術で乳房を除去した場合に、乳房再建と言う方法がもちいられる場合も有ります。

 

乳房の再建は、腹部や背中等、医師が適切と判断した部位の筋肉、脂肪、皮膚を一緒に胸に移動させて固定させます。この時に注意をしているのが、皮膚を移植した際に、通常と同じ様に血液が流れる様に筋肉の中にある血管を保存した状態で移植させる事です。

 

移植する部位は医師の判断の元で行いますが、組織の量や今後妊娠を希望するかどうかで決めるそうです。

 

後乳がん手術後の乳房で気になるのが乳輪や乳頭と言う箇所ですが、これも別な組織を利用して再建する事になります。乳房温存手術を行った際には、乳房の変形も少しになりますので、手術の方法も様々有るようです。

 

次に乳房の形を整える為の方法として補正器具や、専用の下着等も有ります。

 

補正器具の中には人工乳房と言うものが有り、ブラジャーの中に入れて使うパットタイプの物や、直接胸に付けて使うタイプの物が有ります。これらはサイズや形だけでなく、材質までも様々な物が用意されていますので、ご自身の胸に合わせて選ぶ事が出来ます。

 

また、手術後でも水泳がしたいと言う方の為に、傷口が目立たない様なタイプの水着も有りますので、色々と探してみると良いでしょう。何か分からなければ、定期検診を受けているお医者さまに聞いてみると良いでしょう。

 

また、それでも体のラインが気になってしまうと言う方は、胸の形が気にならないように、ゆったりとした洋服を来たり、アクセサリーやスカーフ、マフラー等で目立たせない様にすると良いですよね。