乳がん手術後の生活

乳がん手術後も性生活を幸せに送る為に

乳がん手術後も性生活を幸せに送る為に必要な心構えをしておきましょう。

 

自分が乳がんだと知った時には、「生」と「死」が身近になり過ぎて、治す事、生きる事に必死になり、先の事なんか考えられないと思います。

 

しかし、手術や治療も一段落つき、少しずつでも気持ちや体の状態が落ち着いてくると「以前の様な暮らしに戻りたい」と思う様になると思います。これは性生活についても同じと言えるでしょう。

 

性生活は私達の生活の中でとても大切な事です。その大切な事が乳がんの手術や治療によってどんな影響が有るのかなんて医者でもきちんとは教えてくれません。ですから「性交渉をするとがんの進行が早まる」なんて言う変な誤解が出てくる様になるのです。

 

その結果、満足行く様な性生活が送れなくなり、パートナーとの関係も悪くなったり女性としての自信が無くなったりしてしまう様になるのです。

 

乳がんの治療や手術が性生活に何らかの影響を与えるのは仕方が無い事かもしれません。しかし、その影響の原因を探り、対処法を知っておく事でその問題を解決したり、改善に向かわせたりすると思うのです。

 

性に関する話はとてもデリケートな物です。患者自身、またはパートナーによっても考え方が違うでしょう。そこに乳がんと言う病気が入れば尚更デリケートになります。ですから、医者側からは正しい知識を聞き、それを受けてパートナーときちんと話し合った方が幸せな性生活を送れる様になると思います。